三池焼オリジナルの釉薬について説明しています。
当窯の代表的な辰砂釉(赤色の釉薬)も用法・技法が変われば
違った雰囲気に・・・
お問い合わせは・・・
〒熊本県玉名郡南関町関外目1446-4
tel/fax 0968-53-2011三池焼まで!

|
辰砂〈しんしゃ〉 |
![]() ![]() |
|
辰砂の発色にいい効果を与える灰を数種類混ぜた釉薬です。一般的な辰砂よりやや黒味がかった色合いになります。斑点が出ることもあります。 |
![]() |
|
辰砂にラテックスなどで線を引き、その上に黒味がかって流れる別の種類の辰砂をかけ、線の模様を表したものです。流れやすい釉薬ですが、よく流れているものほど美しく見えると思います。 |
![]() |
|
乳濁する釉薬に銅を加え還元で焼いたものです。一般的に均窯(鈞窯)と呼ばれている釉薬ですが当窯元には桃色がかった均窯と、青味がかった均窯とがあります。桃色がかった均窯に、赤黒く流れやすい辰砂をかけてアクセントをつけることもあります。 |
![]() |
|
青味がかった均窯ですが部分的に桃色や赤色、白色が出ることがあります。また、焼き具合によって、つや消し状になったりつやがでたりします。半分つや消し状になった場合を当窯元では「霜降りになった」とで、珍重しています。色の出具合をコントロールしにくい釉薬です。 |
![]() |
|
緑色を出す釉薬は織部(おりべ 銅を着色剤に使ってほとんど酸化焼成したもの)やクロームを着色剤に使ったものなどがありますが、これは織部と同じ銅を着色剤につかったものです。織部と違うところは充分に還元をきかせた焼き方をしているところにあります。そのため、緑色の中にピンクがかった部分が生じます。緑色とピンク色、白色のバランスが見所だと思います。 |
![]() |
|
いわゆるつや消しの辰砂です。赤色ではなくピンク色のつや消しです。均窯〈桃〉に似ていますが、基本釉が乳濁釉ではないので、均窯のつや消しとはいえないと思います。他の釉薬と組み合わせて使うことが多い脇役としての辰砂です。 |
![]() |
|
つや消しの辰砂です。ベースの色は白色になります。白地にやや赤みが出た色合いです。粒子の粗い原料を使っていますので触るとザラツキがあります。焼き方により半マット状なることや、マット状にならずにつやがある状態で焼き上がることもあります。半マット状で感じよく焼き上がった時、当窯元では「霜降りになった」といって、珍重しています。 |
![]() |
|
天目系の釉薬と辰砂をかけわけた釉薬です。したがって一種類の釉薬ではありません。漆をつかってこのように色分けしたものがありますが、これを焼き物であらわしてみました。 |
![]() |
|
他に三池焼では辰砂系ではない釉薬も使っています。 いくつかを紹介いたします。 |
|
|
ワラ白系の釉薬ですが、単なるワラ白ではないので、当窯元ではこのように呼んでいます。正面がつるっとしたものとざらっとしたものがあります。ざらっとしたものを「白釉(つぶ)」と呼んでいます。近くに辰砂があった場合、辰砂の銅分が飛んで、白釉に写り、部分的に青くなることがあります。これを当窯元では「辰砂写し」になったといっています。 |
![]() 白釉 ![]() 白釉(つぶ) |